再生医療相談室


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掲載日2009/8/21 分類:脳・神経・脊髄
Q :溺水による心肺停止後蘇生 その後 (ID=20090809094416253)
[内容]現在1歳3ヶ月の幼児ですが、1歳1ヶ月の時に溺水による心肺停止後蘇生され、低体温療法の結果、一命を取り留めることはできました。
心肺停止から蘇生までの時間は約40分です。
脳は低酸素性脳症で全体に重度の障害がある、自発呼吸もあるのですが不安定であるのと咳反射の消失で呼吸器を外すことは無理だろうと説明を受けました。
現在は気管切開し呼吸器装着中です。
対光反射は消失していています。経腸栄養です。
反応は嫌な事?(吸引、おむつ交換、おなかを触る)されると両手をむぎゅーと力強く握り、同時に足や首が少し動くくらいです。
現在も入院中です。
幼児なので何か積極的な治療法を行えば、少しでも回復できるのではないかと思っております。
何か効果的な治療法があれば、教えていただけませんでしょうか?
すがるような気持ちでいっぱいです、どうぞよろしくお願いします。

質問項目タイトル 溺水による心肺停止後蘇生 その後
質問項目 (内容) 現在1歳3ヶ月の幼児ですが、1歳1ヶ月の時に溺水による心肺停止後蘇生され、低体温療法の結果、一命を取り留めることはできました。
心肺停止から蘇生までの時間は約40分です。
脳は低酸素性脳症で全体に重度の障害がある、自発呼吸もあるのですが不安定であるのと咳反射の消失で呼吸器を外すことは無理だろうと説明を受けました。
現在は気管切開し呼吸器装着中です。
対光反射は消失していています。経腸栄養です。
反応は嫌な事?(吸引、おむつ交換、おなかを触る)されると両手をむぎゅーと力強く握り、同時に足や首が少し動くくらいです。
現在も入院中です。
幼児なので何か積極的な治療法を行えば、少しでも回復できるのではないかと思っております。
何か効果的な治療法があれば、教えていただけませんでしょうか?


A:回答項目 (内容) 
低酸素性脳症の治療についてのご相談ですが、動物実験は別として、臨床的に細胞を用いた積極的な治療が試みられている例は、臍帯血を用いた海外のもの(分番号401でご紹介しています)しか無いのではないかと思います。ただ、このような方法が本当に有効かどうかは、結果が出てみないと分からないというのが現状です。他の御相談(分番号361390)でも触れましたが、特別な細胞を使った積極的な治療法ではなくても、人間の体に本来備わっている再生力を最大限生かすような、積極的なリハビリテーションはありうると思います。特に成長過程の乳幼児であれば、この再生力は大人の場合より数段旺盛ではないかと期待されます。乳幼児のリハビリテーションに取り組んでおられる医師や理学療法士とよく御相談のうえで、できるところからやってみられてはいかがでしょうか。急な回復は難しいとしても、少しずつ良い変化が積み重なってゆくことを期待致しております。


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