NPO法人再生医療推進センター

再生医療相談室 回答ページ No.334


専門分野: 心臓・血管

Q: 乳児の拘束型心筋症について

 乳児の拘束型心筋症についてお聞きします。
「拡張型心筋症の細胞移植について」というQ&Aを読ませていただきましたが、この方法は拘束型心筋症にも応用可能でしょうか?
同じく、「小児の拡張型心筋症について」というQ&Aでありました臍帯血の応用なども、拘束型心筋症にも応用可能でしょうか?
拘束型心筋症について、詳しい病院はどこになりますでしょうか?
私は子ども2人を拘束型心筋症で亡くしております。
お忙しい中、申し訳ございませんが、教えていただければ幸いです。よろしくお願いいたします。

掲載日: 2008.4.16

A:

 拘束型心筋症の良い治療法をお探しのご様子、お察し申し上げます。
当センターの担当者が把握している範囲では、拘束型心筋症に対する再生医療的なアプローチで目立った動きは、残念ながら無いようです。一般的に、ある疾患の治療法を研究する場合には、疾患の原因や病態がある程度解明され、類似の病態を呈する動物モデルが確立されることが望まれますが、他の心筋症と比較しても、このあたりの研究があまり進んでいないのが現状のようです。
なお、拘束型心筋症につきましては厚労省が関係する難病情報センターのページ(http://www.nanbyou.or.jp/sikkan/036.htm)にやや詳しい説明があります。また、ここに「特発性心筋症に関する調査研究班」の名簿(http://www.nanbyou.or.jp/pdf/jyunkan1.pdf)が掲載されておりますので、参考になさってください。
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