再生医療相談室

再生医療相談室

No.790 誤嚥による心停止

項 目

内 容

専門分野脳・神経・脊髄
質問タイトル誤嚥による心停止
質問内容

誤嚥による心停止から蘇生し、低酸素脳症と診断された妻のことでご相談したいのですが。今年の一月十六日に誤嚥による心停止をして救急搬送され蘇生しましたが、脳と肺に損傷があり低酸素脳症と診断され、現在人工呼吸器をつけております。開眼はしておりますが反応は在りません。現在73歳ですが、再生医療の道はあるでしょうか?

救急病院から長期療養型病院に転院しております。良いアドバイスをお願い致します。

掲載日2023年07月05日
回 答

お気の毒な状態で、謹んでお見舞いを申し上げます。

開眼はしておりますが反応は在りません。」ということで、救急病院から長期療養型病院に転院しているということは、リハビリをする以外に特に治療法がないのだと思います。そこで再生医療の各種の相談にお答えしている当相談室に相談されたのかと思います。

このような場合、再生医療では間葉系幹細胞の投与を試みますが(ミューズ細胞やSB623のような細胞は間葉系幹細胞から作られており、麻痺を回復すると考えられている)、どの程度効果があるかはやってみないと分かりません(全く効果がない場合もあります)。また、値段が高く、培養して安全性を確保しようとすると1回の投与に100万円以上(場合によってはもっと)かかると思います。また、再生医療をする場所によっては(通常はクリニックで病院ではない)入院は通常できないようになっている場合も多く、残念ながら、現状では方法が無いと思われます。

今は、筋力の回復や関節の拘縮を防ぐ意味で、リハビリで頑張ってもらう以外にないような気がします。