専門分野: 骨・軟骨
Q: 肘関節症
私の主人のことなのですが、31歳です。 先日肘関節症で、手術をしました。 軟骨はかなり減り、老人の軟骨のようだといわれております。手術は、過形成した骨を削り靭帯の一部を切除し可動域を広げる手術でした。 現在手術後1週間ですが、30度から90度ぐらいの可動域が、20度から115度くらいまでリハビリをして広がりました。 傷の痛みはもちろんありますが屈曲時の痛みはほとんど無いようです。 それでも、健常な人と比べると肘の関節の可動に制限があります。この場合は、身体障害者ということでしょうか。 また、まだ若いため軟骨の再生は見込まれるでしょうか。
掲載日: 2005.8.20
A:
現在、軟骨の再生医療で実際に臨床応用されているのは、膝関節のみです。しかも、軟骨が相当障害を受けている場合は膝関節でも困難です。近い将来、肘関節の再生医療も実現すると思われますが、今はリハビリに励んでください。身体障害者かどうかについては、主治医の先生の方が詳しいと思われます。お聞きになってください。
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