NPO法人再生医療推進センター

再生医療相談室 回答ページ No.300


専門分野: 骨・軟骨

Q: 骨腫瘍に関する質問

 はじめまして。28歳の香川在住の男性です。2002年に大阪ので左頬骨に骨腫瘍ができていたため、摘出手術をし、骨の変わりにチタンで骨の代用をしています。生活する上では、支障はないですが、食事をするとき違和感があり、ひどい頭痛に悩まされることがあります。今は香川の病院で頭痛を抑える薬をもらっている状態で、一時的には症状は抑まりますが、完全には治っていません。医者は神経痛ではないかといってます。再生医療で再生できるのなら症状も改善されると思います。より良いアドバイスがあればよろしくお願いします。

掲載日: 2007.3.28

A:

 専門家の回答を元に事務局が以下の文書を作成しました。
「顎骨の手術後の再建や再生法には病気の種類と場所によっていろいろと違いがあります。どの方法が優れているかは一概には言えません。
既存の回答の60で、確かに顎骨の再生医療の手法を紹介していますが、この方法については、治験は終了していますが厚生労働省からの認可は下りていません。また、チタンを使用する方法が悪いというわけでもありません。
そして、お悩みの頭痛につきましてはチタンによる骨の代用のためとは必ずしも言えないと思います。
もう一度、担当の先生とお悩みの点について納得のいくまでご相談されることをお奨めします。」
以上のように、そして、それでもどうしても納得がいかない場合、この回答をして下さった先生から「セカンドオピニオンとして相談にのります。」とのコメントをいただいております。
NPO会員様募集中
再生医療相談室トップに戻ります
再生医療推進センターは再生医学、再生医療の実用化を通して社会への貢献を目指す非営利活動法人です。
Copyright (C) NPO法人再生医療推進センター All rights reserved.