専門分野: 骨・軟骨
Q: 脊柱管狭窄症はiPS細胞再生医療の治療対象になりえますか?
11年前、59歳の時、広範脊柱管狭窄症で腰椎の手術をしました。年齢を重ねるにつれて両下肢の痺れが増大→歩くのが辛いので歩かなくなる→下半身の筋肉が衰え、背筋も衰えて背が曲がる→歩き辛いので歩け(か)ない。 の悪循環です。最近iPS細胞による再生医療が話題になっていますが、将来広範脊柱管狭窄症・腰部脊柱管狭窄症などのいわゆる整形外科領域の難治性疾患も同細胞による再生医療の治療対象となりうるのでしょうか?ご回答いただければ幸甚です。
掲載日: 2013.2.2
A:
狭窄そのものは外科的に解決しなければいけませんが、将来的には脊髄(中枢神経系なので自然に再生することはありません)や末梢神経(この神経線維は再生します)、筋肉の萎縮などに対しては、細胞を用いた再生医療が行われるようになることが期待されます。
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