専門分野: 皮膚・毛髪
Q: 皮膚の再生
生まれながら、左頬に横2cm縦6cmの痣があり、9歳のとき徳島大学の皮膚科で切除いたしました。現在29歳ですが再生医療で今後損失した皮膚を再生してもとどうりにすることは、可能なのでしょうか?
掲載日: 2008.11.16
A:
皮膚の再生は、人工皮膚という形で実用化されています。主として火傷で移植する自分の皮膚が足りない場合や一時的に皮膚欠損部を被覆する場合に用いられています。ご質問の内容ですが、皮膚欠損部はどうなっているのでしょうか?周りの皮膚あるいはご自分の皮膚を移植(自家皮膚移植)を行っておられるものと想像します。また、ある程度の皮膚欠損でしたら、皮膚の下にエクスパンダーという物をいれ、皮膚を伸ばした後、移植する方法もあります。したがって、再生医療で皮膚を再生する必要はないように思います。
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