NPO法人再生医療推進センター

再生医療相談室 回答ページ No.307


専門分野: 耳・鼻・咽頭

Q: 鼻中隔の欠損

 数年前に鼻中隔湾曲症のレーザー手術を行いましたが、その時鼻中隔に穴があいてしまい、現在はその穴が徐々に広がっています。鼻の血行が悪く呼吸もしにくい状況です。現在、もしくは将来において再生医療で対応できるような症状であれば・・・と考えております。また現在、鼻の軟骨などの再生医療の研究、臨床を行っている病院、研究機関などがありましたら教えていただきたいです。宜しくお願いいたします。

掲載日: 2007.5.21

A:

 鼻中隔湾曲症のレーザー手術よる鼻中隔穿孔ですが、無症状であれば、治療の適応になりませんが、小孔があり呼吸とともに音がしたり、出血が繰り返される場合は手術よる穿孔の閉鎖が必要となります。頬あるいは鼻中隔の粘膜皮弁を用いることにより閉鎖したり、その他、口腔粘膜を利用する事もあります。シリコン製中隔ボタンにより穿孔を閉鎖するのも信頼できますので、耳鼻科や形成外科にご相談されてみてはいかがですか。
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