NPO法人再生医療推進センター

再生医療相談室 回答ページ No.635


専門分野:脳・神経・脊髄

幹細胞静脈点滴におけるALSの症状改善について

初めまして。 先日ニュースでALSの症状が患者さんの皮下脂肪から培養した幹細胞静脈点滴によって改善されたと発表がありました。 寝たきりの人が車いすで動けるようになり、疲れづらくなりと様々なことが出来るようになり大変嬉しく思っています。 そこで、質問です。 運動ニューロンの亢進を抑制し、身体機能が改善したとのことですが、筋力はどの程度改善したのでしょうか。 下肢の筋力は報道からある程度改善したと推測されますが、上肢の筋力の回復具合を教えて欲しいです。 もしくは見込まれる回復具合を教えて欲しいです。 共にALSと闘うものとして、今回の発表は一筋の光明であり、全ての患者さんにとっての希望です。 お忙しいとは思いますが、ご回答の程よろしくお願い致します。


掲載日: 2018.10.26

A:

当NPO主催報告会の報道に対するご質問と思われます。  報告会で報告した以上の情報は残念ながらありませんが、当NPOのホームページにその内容を記載しておりますのでご参照ください。
>当NPO主催報告会の内容
 上肢の筋力に対する効果として、「握力が右:50⇒52 左:35⇒41」との記載があります。  当NPOとしても、このような治療法の有効性が確認され、広く行われるようになることを期待致しております。


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