項 目 | 内 容 |
---|---|
専門分野 | 脳・神経・脊髄 |
質問タイトル | リハビリ入院中の脳梗塞のサイトカインカクテル療法ついて |
質問内容 |
お世話になります。 現在脳梗塞後のリハビリトレーニング病棟に入院中の者の家族です。患者はもともと片麻痺を持っており、今回反対側の片麻痺を負い寝たきりの状態でリハビリを行っております。 再生医療で少しでも改善すればと、入院中の病院に他院受診や通院が可能かどうか確認して、問題ないと言われたので、入院しながら通院にて幹細胞点滴治療を受けることになっています。 今回サイトカインカクテル療法として点鼻薬の治療も受ける予定なのですが、入院中の病院に冷凍保存と看護婦による点鼻をお願いしたところ、病院では副作用などに対応出来ないためと断られました。 家族は遠方におり、本人は自分で点鼻など不可能なため、現状ではサイトカインカクテル療法を諦めなければならないことになります。 入院でのリハビリもサイトカインカクテル療法もどちらも患者にとっては早急な処置が大切だと思うのですが、再生医療の現状では片方は諦めなければならないのでしょうか。 どちらの処置も同時に受けられる方法などありましたら、アドバイスを頂きたく宜しくお願い致します。 |
掲載日 | 2023年12月14日 |
回 答 |
まず、幹細胞点滴を受けられてよかったですね。これの安全性は確立していて、十分注意しておこなえば大丈夫なことになっています(しかし、死亡事故が起こったことも事実で、それが再生医療の法律が変わる転機になった理由の一つです。)。そのように考えると、サイトカインカクテルの点鼻にはほとんど副作用はありませんので、看護婦がそのように言う理由が定かではありません。ひょっとしたら、冷凍保存するのが嫌なのかもしれません(冷凍保存して体温に温めてからしか患者に投与できない)。そうであれば、自分で持ってきて投与しても良いと思います(毎日、投与時には患者の元に行ける場合に限る)。 せっかく幹細胞点滴を受けても良いと言うことになったのですから、知恵をつかって乗り切って欲しいと思います。 |
プライバシーポリシー
再生医療相談室は2021年6月5日に発展的に解散したNPO法人再生医療推進センターの「再生医学、再生医療の実用化を通して社会への貢献を目指す」と言う理念を受け継いだ有志にて運営されています。
Copyright © 再生医療相談室 All rights reserved.