専門分野: その他
Q: 肝臓の再生医療の展望
山口大では、骨髄細胞を使った肝臓再生の治験が始まっています。京大でもHGFを用いた治験が始まろうとしていますが。これらが、治験を終了し、肝硬変治療として認可されるまでには、順調にいって、おおよそどれくらいの期間が必要になるのでしょうか。
掲載日: 2005.8.20
A:
京都大学附属病院探索医療センターHGF肝再生医療プロジェクトの「今後の研究スケジュール」の項目を見ますと、臨床試験に向けた準備として、(1)遺伝子組み換え型ヒトHGFの概要書の完成、(2)臨床試験計画書の作成、と書かれています。実際にはもう少し進んでいるのかも知れませんが、公的にはここまでしか公表されていません。肝硬変に関しても記載があり、「肝硬変患者に対するHGF投与は長期に及ぶことが考えられるため・・・」とありますので、認可までには少し時間がかかりそうです。
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