NPO法人再生医療推進センター

再生医療相談室 回答ページ No.279


専門分野: 骨・軟骨

Q: 膝の軟骨の再生医療

 91歳になる母のことですがこの5月整形でみてもらったら膝の軟骨が減っているといわれました。リューマチを患って40年になりますが幸い進み方が遅く薬をのんだことがありません。ほかは、どこも悪いどころがないので残念です。再生医療をうけさせたいのでうがどうでしょうか。立川にすんでいますが、どこの病院に行けばみてもらいるでしょうか。どうかよろしくお願いします。

掲載日: 2006.9.7

A:

 お母様(91歳)が整形外科で膝の軟骨が減っているといわれ、ご心配のことと存じ上げます。リューマチを患われて40年ということですが、進み方が遅く薬をのんだことがないというのは、非常に幸いなお話とお喜び申し上げます。
一般に年齢が進むにつれて膝の軟骨量が減ってきます。お母様の場合は、ご年齢からみても膝の軟骨量はかなり減っておられると思います。お母様だけではなく、同年齢の女性の方々もかなり減っているのが普通ですので、軟骨が減ったといわれても、特別のご心配をされる必要はないかと思います。
現在のところ、膝の軟骨の再生医療は,60歳代、70歳代位までがその対象になっており、残念ながら80代を越える方々は対象になっていません。再生医療は今後益々広がっていきますので、将来的には80代を越える方々にも適用されていくものと思われます。お母様は幸いにして、ほかはどこも悪いどころがないということですので、これは素晴らしいと存じます。
膝に関しては、いろいろと治療も進歩してきていますので,整形外科の先生に何でも謙虚にご相談されることをお勧めいたします。
NPO会員様募集中
再生医療相談室トップに戻ります
再生医療推進センターは再生医学、再生医療の実用化を通して社会への貢献を目指す非営利活動法人です。
Copyright (C) NPO法人再生医療推進センター All rights reserved.