NPO法人再生医療推進センター

再生医療相談室 回答ページ No.561


専門分野:耳・鼻・咽頭

内耳再生について

首を長がーくして待ってますが、なかなか朗報がないのでもう疲れました。感音性難聴治療のため内耳に薬剤注入する方法はどこまで進んでいるのですか?進んでいるのなら、いつ頃実用化の見込みですか?また、進まないのは何か他に理由があるのですか、理解できません。もちろん耳を悪くしたのは誰のせいでもありません。自分のせいですが、NPOの質問フォームがあるため日々朗報を待っています。

掲載日: 2015.4.20

A:

難聴の再生医療では、京都大学のグループが突発性難聴の治療に徐放化したインスリン様細胞増殖因子の効果を報告しています(回答No.447をご参照ください)。その後も研究は継続されていて、内耳細胞の発生機構などを元に有毛細胞の再生などが試みられていますが、何しろ内耳は非常に複雑な構造をしているので、研究成果を実際の医療に応用するにま未だハードルが高いようです。
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