NPO法人再生医療推進センター

再生医療相談室 回答ページ No.579


専門分野:脳・神経・脊髄

脳梗塞のリハビリ

私も2年前に脳梗塞を発症し、大阪の○○○○クリニックで幹細胞の治療を受けました。クリニックの看板を見ると、「見た目があやしいなぁ」と思ったのですが、少しでも良くなればと期待し申し込みをしました。すると計3カ月間3回の治療ではじめは普通なのでしたが、2回目行くときにてんかん発作で入院。原因は血中濃度の低下。その後、じわじわ頭痛、ふらつきが始まり、某大学病院では「再生医療の副作用」と診断されました。やはり、再生医療について信頼と安心できる間違いのない大病院のほうがよいと思いました。 ○○○○クリニックの院長は口達者の詐欺師みたいです。会うのはもうこりごりです。再生医療の実現に期待しつつ、こつこつリハビリするしかないですね。

掲載日: 2016.06.26

A:

 再生医療新法(正式名称は「再生医療等の安全性の確保等に関する法律」)が施行されて、細胞を使ったいわゆる再生医療を実施するにあたっては厚生労働大臣への届出が求められています。これからは安全性に問題があるような治療は行われなくなることが期待されます。
 リハビリテーションによって脳の神経回路が再構築されるというような最近の報告を見ると、リハビリテーションも再生医療の一種なのかもしれないと思います。リハビリ、頑張ってください。
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