専門分野:その他
最新の研究結果と再生医療との関係
先日愛知県の生理学研究所の動物を使った研究で脳出血のマウスにリハビリを行わせた結果出血でやられた箇所を迂回して神経回路が出来ていると発表がありましたが将来、脳出血の再生医療が実用化し治療を行う人々の中にはこの迂回路が出来かかかってる人々もいると思うんですが脳出血でやられた箇所再生医療で治療した場合この迂回路はどーいった影響を及ぼすのでしょうか?よろしくお願いいたします
掲載日: 2016.06.26
A:
至急の階乙ができませんでした。お詫び申し上げます。
このご相談は、2016年1月は発表された生理学研究所の伊佐正先生の研究成果にかんするものかと思います(詳細な内容は下のURLをご覧下さい)。http://www.nips.ac.jp/release/2016/01/post_311.html
結論から申し上げますと、迂回路にせよ本来の回路の再生にせよ、失われた神経回路を再構築できれば、麻痺などの機能障害が改善することが期待されます。もしも本来の回路が再生できれば、不要になった迂回路は自然に消えていくはずですので、あまり影響を心配する必要はないと思います。
適切なリハビリテーションが脳の神経回路を再構築するのに役立つことは、この他の研究でも明らかになりつつあります。従来は経験に頼って行われてきたリハビリテーションが、より科学的になり、有効性が向上することが期待されます。
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