NPO法人再生医療推進センター

再生医療相談室 回答ページ No.350


専門分野: その他

Q: 爪の再生について

 現在25歳妊娠中なのですが、5歳の頃に足の親指の爪が黒ずみました。当初、近くの内科を受診し、診断は水虫ということで5歳の私に大人用の水虫の飲み薬と液薬を幹部に塗付ということを1年以上続け、治るどころか健康であった親指以外の足の爪まで融けてなくなり綺麗な爪も生えてこなくなりました。
少し不審に思い、総合病院で診てもらうと私は幼少の頃、身体が弱く普通なら感染しないようなムコール属菌に感染したとのことでした。当時の治療法は何度か生爪を剥がし再生させることで治る可能性があるという方法しかなく、あまりの恐怖で死にはしない、いつか治るかもしれないと治療はせず今まで放置しました。
今は、親指の爪は黒ずみ変形し他の指は甘皮がうっすら貼っているのみです。
20年も経ち、医療も発展した今なら爪を生やすことが出来るかもしれないと思うのですが可能でしょうか。

掲載日: 2008.8.20

A:

 残念ながら、爪の再生医療の研究はあまり進んでいません。ただ、最近、爪の病気(特に感染症)の治療法は進歩してきていますので(爪白癬などの感染症で「何度か生爪を剥がし再生させる」ような治療を行う医者は減っているはずです)、治療を希望されるようでしたら、時期を見て(妊娠中は治療法が限られます)皮膚科などにご相談されてはいかがでしょうか。
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