再生医療相談室

No.019 コラム鵜の目鷹の目

認知症に良い生活習慣

カロリンスカ研究所のFratinglioniらの研究では、①身体活動、②知的活動、③社会的活動がアルツハイマー病、認知症、認知機能に良い影響を与える可能性があることを報告しています。

下の表にまとめた様に、①身体活動、②知的活動、③社会的活動がアルツハイマー病、認知症、認知機能に良いという報告の方が多かったようです


生活習慣の改善でアルツハイマー病を予防できますか?

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「規則正しい生活の方が良いに決まっている」という気はしますね。

身体活動、知的活動、社会的活動どれも認知症予防によさそうですが、研究論文では賛否両論あるようです。でも、こうした活動が、健康にも精神的にもQOL(生活の質)にも良いことは違いないでしょうから、ストレスにならない自然な範囲で”活動”を心がけられると良いでしょう。

(『諦めない 認知症・難病に挑戦する再生医療 再び健康な日々を過ごすために』アークメディア出版より)

(neuron / 20240415)