NPO法人再生医療推進センター

再生医療用語集


あ か さ た な は ま や ら わ
か き く け こ
  1. 血液精巣関門:精巣の体細胞であるセルトリ細胞の間にある構造で血液中の分子が精巣内に侵入するものを妨げるものです。(再生医療トピックスNo.83
  2. 血管性認知症(けっかんせいにんちしょう): 脳梗塞や脳出血など脳卒中に伴って起こり、多くの場合、突然発症したり、急激に悪化したりします。(再生医療トピックスNo.86
  3. ゲノム(Genome,げのむ):従来の遺伝学では生物の全ての遺伝子情報を含んだ染色体の1組を言い,私たちの様な二倍体の生物は2組のゲノムを持つ。しかし,現在の分子生物学的な解釈では全ての生物種が個々に持つDNAやRNA上に存在する全ての遺伝情報とされている。(再生医療トピックスNo.82
  4. ゲノムコピー数変異(げのむこぴーすうへんい):染色体上の一部の領域において、通常2コピーであるのに対し1コピー以下(欠失)または3コピー以上(重複)となる変化を指します。(再生医療トピックスNo.104
  5. ゲノム編集(げのむへんしゅう):DNAやRNA上の特定部位を切断する核酸分解酵素(ヌクレアーゼ(Nuclease))を利用して目的の遺伝子を破壊したり,挿入したりする技術。(再生医療トピックスNo.82
  6. ゲノムワイド関連解析(げのむわいどかんれんかいせき):ゲノム中の数十万から数百万の一塩基多型を網羅的に調べ上げ、疾患の有無や身長・体重などの形質との関連するゲノム領域を同定する研究手法です(参照:国立研究開発法人日本医療研究開発機構プレスリリース:精神疾患に神経細胞のアンバランスな運命付けが関連―iPS細胞由来脳オルガノイドの研究から―、2020年8月7日)。(再生医療トピックスNo.113