NPO法人再生医療推進センター

再生医療用語集


あ か さ た な は ま や ら わ
さ し す せ そ
  1. 髄鞘(ずいしょう):神経軸索を覆うさや 神経伝達(情報伝達)を早くする仕組みです。(コラム鵜の目鷹の目No.14
  2. 膵前駆細胞(すいぜんくさいぼう):受精卵がさまざまな細胞に変化していくときに生じる膵臓のもとになる細胞です。(再生医療トピックスNo.115再生医療トピックスNo.58
  3. 膵β細胞(すいべーたーさいぼう):膵臓ランゲルハンス島にあり、血糖値レベルに応じてインスリンを血中に分泌する細胞です。1型糖尿病患者さんではこの膵β細胞が何らかの原因により破壊されているため、血中のインスリンが不足しています。(再生医療トピックスNo.55
  4. Scaffold(足場)(すかふぉーるど、あしば):細胞の接着、増殖、分化を制御するための細胞培養基材および体内での再生誘導のための細胞の周辺環境のことです。(再生医療トピックスNo.91
  5. スキャフォールド(足場材料)フリー(すきゃんふぉーるどふりー):組織工学の研究分野では細胞だけ集めても複雑な立体化は困難と考えられており、細胞の足場となるポリマーやハイドロゲルなどの生体材料を必要としますが、生体材料を用いることなく細胞だけで立体化を図ることを足場材料無し、と呼んでいます。(佐賀大学PRESS RELEASE:バイオ 3D プリンタで作製した「細胞製人工血管」を移植する再生医療の臨床研究を開始、2019年11月12日)(再生医療トピックスNo.64
  6. STAT3(すたっとすりー):免疫系の制御、細胞の分化、増殖、細胞死といった多様な生体調節機構において重要な役割を担う転写因子です。(CNETJapan:糖尿病モデルマウスの血糖値改善に成功、2018年10月9日)(再生医療トピックスNo.58
  7. ストレプトゾシン(すとれぷとぞとしん):天然由来の有機化合物で、哺乳類の膵臓β細胞への毒性を有します。動物実験用試薬として、高用量で1型糖尿病、低用量で2型糖尿病のモデル動物を作成する際に用いられます。(再生医療トピックスNo.56